今年の日焼け止め、皆さんはもう買いましたか?
日差しが気になる季節がやってくると徐々に気温も上がり、私達の服装も長袖から半袖、ノースリーブ…と肌を露出する服装に変化して行きます。
そこで重要になってくるのが紫外線対策。
服に覆われていない部分にはしっかりと日焼け止めを塗っておきたいものです。
ちなみに管理人は、日差しが強くなると両手の甲にポツポツが出来てしまう体質のため、日焼け止めを塗り忘れると悲惨な事に…。
毎年気になる日焼け止めを何種類か購入してはせっせと使っています。
…しかし、買ってはみたものの使い切れずに残ってしまっている日焼け止めが結構あるのです…
これはほんの一部ですが、右の日焼け止めは去年の残りで左の日焼け止め下地は多分…
2年前のものです。
他にはもっと前に買ったもの、開封後ほんの数回しか使っていないものもいくつかありました。
みなさんもこのような使い残しの日焼け止め、ご自宅に眠ってませんか??
「新しく買うのももったいないし、残りを使っちゃおうかな…」
「食品のように腐ったりするわけでもなさそうだし、多少古くても使えるよね?!」
そうですよね…せっかく買った日焼け止め、残りが勿体ないから使ってしまいたいですよね…
でもちょっと待ってください!!
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もったいないからと古い日焼け止めを使うと、場合によっては肌トラブルの原因になってしまう可能性が…。
かく言う管理人も以前、前年の残りの日焼け止めを使って肌トラブルになり、皮膚科のお世話になった経験があります。
今回のコレドウ?は「日焼け止めの使用期限・効果」「古い日焼け止めの処分方法」についてです。
日焼け止め、今色々な形態のものがありますよね?
また敏感肌や赤ちゃん、子供向けに肌に優しい成分配合の日焼け止めもあります。
今回は使用期限の目安をご紹介するとともに「買い替えが必要な日焼け止めの特徴」「使用出来なくなった日焼け止めの処分方法」などについても詳しくご紹介します。
使い残りの日焼け止め、この機会にチェックしてみませんか?
それでは、早速始めましょう!!
Contents
日焼け止めに使用期限はあるの?
日焼け止めに使用期限ってあるのでしょうか?
実は、はっきりとした使用期限はありません。
なぜなら、日本の医薬品医療機器等法では、製造後3年以内で変質する化粧品を除いて、使用期限を表示する必要はないとされているからです。
市販されているほとんどの日焼け止めはこれに該当し、未開封であれば最低3年間は品質が保証されています。
お手元に「未開封で3年前までに購入した日焼け止め」がある場合は使用しても基本的に問題はありません。
ただし、品質保証期間内でも開封時に異臭・変色・成分の分離などの異変がある場合は使用を中止しましょう。また、3年を過ぎた日焼け止めは劣化が進んでいる場合があるので使用を避けて下さい。
また。日焼け止めの中には使用期限が明記されている商品もあります。
敏感肌用や赤ちゃん・子供用などの化学物質の配合が少ない日焼け止めや、天然成分で作られたオーガニックの日焼け止めなどがその一例です。
肌に優しい配合ゆえに品質保証の期間が決められているので、使用期限が明記されている場合は、必ずそれを守って使用して下さい。
まとめ
- 日焼け止めに使用期限が明記されていない場合、未開封なら3年間は品質保証される。
- 品質保証期間内でも、開封して異臭・変色・成分の分離がある場合は使用を中止する
- 使用期限が明記されている日焼け止めは必ずその期限までに使用する
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開封済み日焼け止めの消費期限と最適な保管方法は?
開封した日焼け止めは、いつまで使えるのでしょうか?
実はパッケージを見ても、明確に開封後の消費期限が書いていないんですよね…。
いつまで使えるかわからないまま使っているのも少し不安ですよね?
そこで、今回日焼け止めの販売元会社へ問い合わせをしてみました。
そこで得た「開封後の日焼け止めの消費期限」と「最適な日焼け止めの保管場所」についての回答を詳しくご紹介致します。
一度開封した日焼け止めは、なるべく早く使い切る!
一旦開封し使い始めた日焼け止めは、なるべく早く使い切って下さい。
開封後ワンシーズンで使い切るのがベストですが、最低でも半年を目安に使用するようにしましょう。
多くの日焼け止めには油分が多く含まれていますが、使用するたび空気に触れたり空気が中に入ってしまうことにより油分が酸化するため、劣化が進みやすくなってしまいます。
また容器の取り出し口に直接手で触る機会も多く、中にはスティックタイプのように肌に直接塗るなど、肌への接触が多いためにそこから雑菌が繁殖しやすくなります。
見た目には変わらなく見えても、酸化や雑菌の繁殖が進んでいるかも知れません。
また、敏感肌用や赤ちゃん・子供用などの化学物質の配合が少ない日焼け止めや、天然成分で作られたオーガニックの日焼け止めは、保存料や防腐剤が使われていないものが多いので、3ヶ月を消費期限として使い切るのがおすすめです。
外出時に持ち歩いてこまめに塗り直す、使用時にはムラなくたっぷり塗るようにする、日差しが弱まる季節でも継続して日焼け止めを使用する…などして、使い切るようにしましょう。紫外線は、一年中存在していますからね。
- まとめ開封後の日焼け止めはなるべく3ヶ月〜半年で使い切るようにする
- 開封後の日焼け止めは空気や肌の接触が原因で酸化・雑菌の繁殖などを引き起こし劣化しやすい
- 保存料や防腐剤が使われていない日焼け止めは3ヶ月を目途に使い切る
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冷蔵庫保存はNG!最適な日焼け止めの保管場所とは?
開封後の日焼け止めは保管方法や場所にも気を配りましょう。
保管場所は直射日光が当たらない、高温多湿にならないなるべく涼しいところにしましょう。
部屋のドレッサーや扉付きの棚、引き出しの中などがベストです。
逆に、扉や引き出しがあっても高温多湿になりやすい風呂場の脱衣所などは避けましょう。
劣化が早まる可能性があります。
なお「直射日光が当たらない」「高温多湿にならない」と考えて冷蔵庫に保存するのはNG。
日焼け止めの成分の多くは油分を含んでいます。
冷蔵庫で日焼け止めが冷やされる事によって油分が固まって分離したり、目詰まりを起こして容器から取り出せない等、製品の劣化を早めてしまう可能性が大きいのです。
必ず常温で保管するようにしましょう。
また、使用・保管時には無駄な雑菌の繁殖や劣化を避けるため以下のことに気をつけてください。
一旦手や肌に出した日焼け止めは容器に戻さない
一旦手や肌に出した日焼け止めは、目に見えなくても手や肌にある雑菌が付着してしまうので「多く塗りすぎた」等と容器に戻してしまうと、中で雑菌が広がってしまいます。
一旦出した日焼け止めは、容器に戻さず必ず使い切りましょう。
フタを必ず閉める
うっかりフタを開けっ放しで置いておくと容器の中に空気が入り込み、日焼け止めの酸化スピードが早まってしまいます。必ず使ったらフタを閉めましょう。
取り出し口を清潔に保つ
取り出し口に日焼け止めの残りがべったりと付いていませんか?
残りの日焼け止めは雑菌が付いたり酸化で劣化しています。汚れをそのままにして使っているうちに混ざって肌に付いてしまっているかも…
お肌のトラブルの原因になりますし、第一雑菌だらけの日焼け止めが肌に付いていると考えるとゾッとしますよね?
毎回ティッシュで拭き取るなどして、なるべく取り出し口を清潔に保ちましょう。
まとめ
- 開封済みの日焼け止めは高温多湿・直射日光を避け涼しい場所に常温で保存する
- 成分が分離・凝固してしまうので冷蔵庫保存はNG
- 酸化・雑菌繁殖を避けるため容器や中身を清潔に保って使用する
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結論!日焼け止めは毎年新調するのがベスト
仮に保存状態がよく、次のシーズンにも問題なく使えそうな日焼け止めでも、やはり毎年新しい日焼け止めを買い替えるのがベストです。
日焼け止めは1年経過しても効果はあまり変わらないと言われていますが、私は個人的に次のシーズンまでに使い切って、新しい日焼け止めを新調しています。
日焼け止めって、毎年新商品が出ていると思いませんか?
同じ銘柄の商品でも去年より性能が良くなっていたり、バリエーションが増えていたりと、前のシーズンより商品自体がバージョンアップされている場合が多いんです。
そう考えると、同じ商品ならより良い性能のものを使いたいですよね?
毎年日差しが気になる季節が近づくと「今年はどの日焼け止めを使おうかな?」とワクワクしながら選ぶのも楽しいものですよ。
敏感肌の管理人でも安心して使用出来ているおすすめの日焼け止めを紹介しています。
日焼け止め選びの時の参考に是非してみて下さい!
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決め手は「保湿」!UVケアと保湿効果バツグンのおすすめ日焼け止め3選!
劣化してしまった日焼け止めは速やかに処分しよう
消費期限内であっても、保存状態や使用環境によって日焼け止めの劣化が進んでしまった場合は無理して使わずに思い切って処分しましょう。
もったいないからと使ってしまうと、肌トラブルの原因になりかねません。
日焼け止めが劣化しているかどうかの目安は以下のとおりです。
- 変色している…白い日焼け止めが黄ばんでいる等
- 異臭がする…油っぽい匂いや臭い匂いがする等、購入時とは違う匂いがする
- 分離している…チューブから出した時油が分離して出てくる等
- 使用感が変化している…サラサラがベタベタ等、使用感が違う
上記のような状態になったら、速やかに処分し新しいものに買い替えましょう。
タイプ別 日焼け止めの処分方法
劣化して使えなくなった、使ってみたら自分に合わなかった、匂いがどうしても苦手だった…
せっかく購入した日焼け止めですが、上記のように劣化や自分に合わなかった場合は、残念ですが処分しましょう。
現在売られている日焼け止めのタイプ別に処分方法をご紹介します。
古い使いかけの日焼け止めが何本もある方も、これを機にすっぱり処分してスッキリさせてみませんか?
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日焼け止めのゴミ分別区分は?
日焼け止めは「中身」「容器」ごとにゴミ分別区分が異なります。
「中身」は可燃ゴミ、「容器」はプラマークの表示がある場合は、プラマーク表示のある容器・包装のゴミの日にそれぞれ出しましょう。
プラマーク以外の表示がある場合は、その表示のゴミ出しの日に出して下さい。
※自治体ごとに取り扱いが異なる場合があります。捨てる際は必ずお住まいの地域の自治体HPや担当部署等に確認を取って下さい。
中身と容器の処分方法
日焼け止めの中身と容器の処分方法を詳しく見て行きましょう。
今回取り上げるのは、以下の7つのタイプの日焼け止めです。
クリームタイプ・ジェルタイプ・ローション(乳液)タイプ・オイルタイプ・パウダータイプ・スプレータイプ・スティックタイプ
それでは、順を追って処分方法をご紹介致します。
★クリームタイプ・ジェルタイプ・ローション(乳液)タイプ・オイルタイプの処分方法
《準備するもの》
- スーパーやコンビニのビニール袋
- 新聞紙・キッチンペーパー・トイレットペーパーなどの液体を吸える紙
- 粘着テープ
《手順》
- ビニール袋に穴が開いていないことを確かめたら、クシャクシャにした新聞紙・キッチンペーパー・トイレットペーパー等を敷き詰める。
- 敷き詰めた紙の上に中身を流して十分吸収させる
- 袋の口をしっかりと粘着テープで止めた上できっちり縛り、中身が出ないことを確認
- そのまま中身は可燃ごみとして、容器は中身をできるだけきれいに洗ってから容器に表示されているマークのゴミ排出日にゴミ出しする
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★パウダータイプ・スティックタイプの処分方法
《準備するもの》
- スーパーやコンビニのビニール袋
- 新聞紙・キッチンペーパー・トイレットペーパーなどの紙
- 粘着テープ
《手順》
- ビニール袋に穴が開いていないことを確かめたら、クシャクシャにした新聞紙・キッチンペーパー・トイレットペーパー等を敷き詰める。
- 袋の中で中身が飛び散らないように注意しながら中身を捨てる。固形パウダーの場合は紙で包んでから砕いて捨てる。スティックタイプは中身を紙で包んで根本から折って取り除く。
- 容器に中身が残っている場合は、ティッシュや綿棒・楊枝などを使って取り切る。
- 袋の口をしっかりと粘着テープで止めた上できっちり縛り、中身が出ないことを確認
- そのまま中身は可燃ごみとして、容器は中身をできるだけきれいに洗ってから容器に表示されているマークのゴミ排出日にゴミ出しする
★スプレータイプの処分方法
《準備するもの》
- 大きめのスーパーやコンビニのビニール袋(本数が多ければゴミ袋)
- 新聞紙・キッチンペーパー・トイレットペーパーなどの紙
- マスク・ゴム手袋
《手順》
※作業は晴れた昼間の空き地や河原、河川敷など比較的広くて風通しの良い、火の気のない日陰になる場所がベストです。
- 風下に火の気や人がいないか確認出来たら、ビニール袋等の底に数箇所穴をあけ、その中にクシャクシャに揉んで千切った新聞、キッチンペーパー・トイレットペーパー等の紙を敷き詰める
- 風上に立ち、マスクとゴム手袋をしてから袋の中で紙に中身の残った日焼け止めの噴出口を押し付けるようにして中身が出なくなるまで噴射する。
- 缶を振って音がしなくなったら、ガス抜きキャップがある製品はそれに従って、ない製品はボタンやスパウトを押し続け最後までガスを抜く。
- ビニール袋の口を開けて、数時間屋外に置いてガスを抜いてから粘着テープでしっかりフタをしてから口を縛って可燃ゴミの日に排出する。
- 中身出しが終わったスプレー缶は自治体の指定する排出方法に従いゴミ出しする
なお、容器が汚い状態でゴミ出しをするとリサイクルの対象にならないので、なるべくきれいに洗ったり拭き取ったりしてから処分するようにしましょう。
もし、洗っても汚れが取れない場合は可燃ごみとして捨てるなど、お住まいの自治体のルールに従って正しい区分で捨てるようにしましょう。
さいごに
いかがでしたか??
今回は、日焼け止めの使用期限や効果、処分方法を見て行きました。
管理人はすでに今シーズン3本目の日焼け止めを使用中です。
毎日欠かさず塗ることで順調に消費できていますし、気になる手の甲の湿疹も出てきていません。
日差しが気になる初夏〜秋口までは出番の多い日焼け止めですが、秋〜初春の間は出番がなくなってしまいがち。
でも、紫外線は1年中存在していますし皮膚を守るためにも日焼け止めは1年中塗っておきたいものです。シーズンオフ?に忘れられて戸棚の中に日焼け止めを眠らせておくのはもったいないですよね?
ぜひこの記事を参考に日焼け止めをどんどん使って、来シーズンにはまた新しい日焼け止めを新調してみてくださいね!!
では今回も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。